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未来への一歩を踏み出す | 商社労働組合・従業員組合共催「今を知ることで変わる未来 いま知っておきたい卵子数検査(AMH検査)」ウェビナーレポート

キャリアも人生も、どちらも妥協したくない。そんな想いを抱くすべての人へ。

2025年3月7日、キャリアと将来の妊娠について考える約70名の皆さまにご参加いただき、商社労働組合・従業員組合と株式会社BeLiebeが共催するオンラインイベント「今を知ることで変わる未来 いま知っておきたい卵子数検査(AMH検査)」が開催されました。  

AMH検査とは、「妊孕性(妊娠する力)のひとつの要素」ともいわれる卵巣予備能を知る検査。今回のセミナーでは、キャリア形成とライフプラン設計の中で、なぜ“いま”知ることが重要なのか——その理由と向き合う時間となりました。

「もやもや」は“知ること”から変えられる

「仕事が大好き。でも、子どもはいつ産むのがいいんだろう?」
「いつか子どもは欲しいけど、何をしたらいいか分からない」

参加者の多くは20〜40代の女性で、こうした将来の妊娠に不安を感じている方、今後のキャリアとどう折り合いをつけるべきか悩んでいる方が多く集まりました。
なかには、「パートナーや娘のために知識を得たい」「部下の相談に応じられるようにしたい」と、男性や上司の立場から参加された方の姿もありました。

 性別や立場に関係なく、多くの方が“自分ごと”として捉えられていました。 登壇した志賀は、自身が働く女性として、そして一人の人間として経験してきた“リアルな迷い”を赤裸々に語りました。
 「仕事が好き。キャリアも積みたい。でも、妊娠や出産のタイミングって、いつが正解なのか分からない。」
 そんな葛藤の中、AMH検査と出会ったことが、自分の人生を見つめ直す大きなきっかけになったと語ります。

キャリアと妊娠・出産を両立するために

ウェビナーでは、AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査の基礎知識と、検査が将来のライフプランに与える影響について、志賀自身の経験談も交えながらお話ししました。

仕事と妊娠・出産をどう両立させるか、不安を抱える多くの参加者から共感の声が寄せられました。
妊娠や出産は女性個人の問題ではなく、パートナーや周囲との対話を含めた「人生設計」の一部であるというメッセージを伝えました。

「まずは知ること」から始まる未来への選択

質疑応答パートでは、「AMH検査をピル服用中に受けられる?」「パートナー側の検査も必要?」といった具体的な質問が寄せられました。これらの質問に対し、科学的な情報だけでなく、自身の経験や専門家から学んだ内容をもとに、丁寧に解説しました。

卵子凍結に関する質問では、メリット・デメリットの両方があるため、まずは情報を集め、自分自身の状況を見つめて選択することが大切であると伝えました。

また、「どのくらいの頻度で検査を受けたらいいのか?」という質問には、ライフステージやキャリアステージの変化など、節目の際に検査いただくことを推奨していることを説明しました。 そのため、定期的に検査を受けて自分の体の変化を知り、必要に応じて専門医と相談することが重要だとしています。

“選べる未来”に変える、前向きな一歩。自分のからだと未来に向き合うきっかけに

イベント終了後、参加者は自分自身の選択に対して前向きに捉え直している様子でした。

イベント後のアンケートでは、

「検査後の具体的な行動を知ることができて参考になった」
 「仲の良い友人にも相談できなかったことを、セミナーで学べて安心した」
 「卵子凍結やAMH検査を“他人事”ではなく、自分の人生の選択肢として考えられた」

といった感想が寄せられ、このイベントを通じて、多くの方が「妊娠や出産はまだ先の話」から「今の自分の延長線上にある選択肢」へと意識を変化させていました。

ご参加企業からも、「キャリアとライフプランの両立を応援したい」「従業員が安心して人生を考えられる環境づくりが企業にも求められている」など、前向きなコメントが届きました。

「私自身、かつて妊娠・出産のタイミングに悩みながら、AMH検査を受けたことで自分の『今やるべきこと』が明確になり、ライフプランを立てやすくなった経験があります。その経験を活かし、似たような不安を持つ組合員やパートナーにもぜひ知ってもらいたいという想いから、今回のセミナーを他商社と共催で開催しました。
 匿名で意見を募るオンラインのランチタイムセミナー形式だったこともあり、非常に活発なやり取りができました。『キャリア女性にとっての妊娠・出産タイミング』は重要なテーマであるにもかかわらず、相談できる場はまだまだ限られています。リアルな事例と専門家の知見が融合した本セミナーは、参加者にとって非常に意義深い時間となったと思います。」

伊藤忠商事 労働組合長 奥山 亜希さん

「女性の採用比率が高まる一方で、キャリアとライフイベントの両立に悩む声を多く耳にしてきました。総合商社という業種柄、海外駐在を含め多様なキャリアの可能性があるからこそ、従業員自身が納得して選択できるサポートを組合として提供したいという想いから、今回のセミナーを導入しました。
 実際のセミナーでは、妊娠・出産は女性だけの問題ではないと再認識しました。男性の参加も多く、性別を問わず意識の変化が生まれており、働きやすく理解のある職場づくりの一助になったと感じています。」

丸紅従業員組合 書記長 森田 麗さん

「20〜30代の組合員が多い中で、キャリアとライフの間で揺れ動く時期にある方々にとって、AMH検査を知ること自体が大きなきっかけになると思い、導入を決めました。当事者である女性だけでなく、男性にもぜひ知ってもらいたいという意図で案内を出しました。
セミナーでは、卵子数の変化やAMH検査に関する基礎知識を、講師の実体験を通じて学ぶことができ、実際に検査を受けたいと感じた方も多かったようです。センシティブなテーマではありますが、匿名・オンライン開催であれば、どんな企業でも実施できると感じています。」

三菱商事従業員組合 事務局長 安田 春香さん

イベントの最後には、参加者限定でAMH検査キット「EggU」と個別カウンセリングのセット割引クーポンを提供。自宅で簡単に受けられるEggUは、忙しい毎日を過ごす中でも自分のからだを知る一歩として非常に好評です。

BeLiebeは、「あなたらしい人生設計」に寄り添います

BeLiebeは今後も、企業や団体と連携しながら、「キャリア」「妊娠・出産」について正しい情報を届ける活動を続けてまいります。
 妊娠や出産はデリケートなテーマであるからこそ、安心して話せる場所を提供し、“知ること”が誰かの前向きな一歩になると信じています。

「いつかの未来」のために、いま“自分のからだ”と向き合う選択を
 BeLiebeは、あなたの未来に寄り添い続けます。

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